嚥下 障害 と は。 第3章 食事,摂食・嚥下 3.摂食・嚥下障害の評価

嚥下障害とは?原因と対策を正しく理解して、毎日の食事を楽しく!

ここにある各質問項目は、ミールラウンドなど食事観察の際や、日常の担当者、介助者に聞きとるポイントとしても有効に活用できる。 さらに、機能維持のための口腔ケアや、摂食時の姿勢や食形態の調整、さらには、実際に食物を用いた嚥下訓練も行う。 そのため、誤嚥したものにふくまれていた細菌が肺のなかで繁殖して炎症を起こし肺炎になります。 背筋を伸ばし、首を前にかたむける。 また、歯の痛みや欠損のために適切に噛むことができない場合にも症状が出ることがあります。

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精密検査 嚥下運動は、外からの動きだけではしっかり把握することができません。 傾眠でも、食事をすることが認識でき、指示に従えれば可能な場合もあります。 図4:食道期の様子 摂食嚥下障害による問題点 摂食嚥下障害を起こすと、飲食ができないことによる栄養状態が低下する低栄養や脱水を引き起こしたり、食べ物が気道に入ることによる誤嚥性肺炎、窒息や飲食ができないことによる"食べる楽しみ"を失ってしまうという QOL(Quality Of Life:クオリティオブライフ=生活の質)の低下などが、問題点として挙がってきます。 誤嚥(ごえん)性肺炎 食物や唾液が過って喉頭から気管や肺に入る「誤嚥(ごえん)」がおきると、誤嚥性肺炎になることがあります。 正しく飲み込むための嚥下訓練 食物を飲み込みにくい人は、1回で飲み込める量が少なくなっています。

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嚥下障害に関するQ&A

栄養摂取と誤嚥防止の観点から、嚥下障害の程度により対応や治療法を決定します。 重症化して誤嚥性肺炎になると、ますます飲み込みにくくなり、食欲不振や脱水、栄養障害に陥りやすくなります。 ながら食事(テレビ、スマホ、新聞など)は、気が散ってしまいがちです。 ご病気だけが摂食・嚥下障害の原因になるだけではなく、食べ方を身につけていく過程や環境(食事の大きさや固さ、食べる姿勢、食べさせ方など)が不適切な場合や乳児期の指しゃぶりなど口へものを入れる感触の経験不足なども原因の一つになると考えられています。 また疾患の急性期などに義歯(入れ歯)をはずし、そのままになっていることがしばしばあります。 やっかいなことに、肺炎の発症は誤嚥の程度だけで決定されるものではありません。 嚥下の瞬間が観察できない、誤嚥を見逃す可能性がある等の短所もありますが、VFと併用することで多くの情報が得られます。

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しかし、食べることによる誤嚥性肺炎発症リスクの増加や、窒息事故発症リスクの増加も考慮しなければならず、本人の意思や家族の希望を尊重する倫理的価値と誤嚥性肺炎や窒息を予防するという倫理的価値の対立がしばしば起こる。 食べ物を飲み込んだ後に痰がからみ、声がかすれる などがあります。 偽性球麻痺とは延髄神経核の上位ニューロンであるの障害によって生じる症状をさす。 嚥下障害では、咀嚼や口腔衛生はさらに重要になるため、歯科医師の先生に指導を受けるのが良いでしょう。 これを「誤嚥」といいます。 胃瘻と併用しながら、体力強化とともに摂食嚥下訓練を行うことで、将来的に胃瘻を取り外せるようになる場合もある。 嚥下障害の原因 嚥下障害の原因は「器質的原因」「機能的原因」「心理的原因」の3つに大別されます。

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また、死亡原因の上位を占める肺炎の大半は、「誤嚥性肺炎」といわれています。 食べ物がうまく飲み込めません• 鼻から出てくる時は、咽頭と鼻腔の間の軟口蓋がうまく閉じていないと考えられます。 (歯科衛生士 池田 貴美子) 診療科の特色 <歯科口腔外科> 歯科口腔外科は口腔外科疾患のほか、基礎疾患を持つ患者さんや入院患者さんの歯科治療、救急の患者さんの治療を担当します。 また、実際に食べ物がどのようにのみ込まれるかを調べる方法としては、造影剤を用いて嚥下状態をX線透視下に観察するがあり、現在では最も信頼性の高い方法と考えられます。 「嚥下機能改善手術」では、障害に合わせてさまざまな方法が適用されます。 また複数回嚥下のように、一口につき意識的に何度か嚥下することで咽頭に残留した食物を除去する方法もあります。 どういったものが飲み込みやすいの? A. 弾力があるかまぼこやタコ• 高齢者の介護では、特に先ほど挙げたような兆候に気をつけるようにしましょう。

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嚥下障害に対するリハビリテーション|第2回|NPO法人PDN

方法:人差し指で舌骨を、中指で喉頭隆起をそれぞれ指腹にて触知した状態で空嚥下を指示して、30秒間に何回嚥下ができるかを計測する。 本人の意思の確認や意思決定能力の有無の確認は重要である。 ほかにも、顎から下の筋肉のマッサージや、凍らせた綿棒に水をつけて口腔内や喉を刺激するアイスマッサージなどは、反射や感覚をきたえることができます。 間接的嚥下訓練は、頚部の屈伸、舌の伸展、咽頭のアイスマッサージなどがあります。 人にとって大切な「口で食べる」という機能を、できるだけ長く維持したいものです。 誤嚥は一口目におきることが多いので、食前に間接訓練を行うと、効果的でしょう。

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嚥下障害のリハビリテーション(基礎訓練)

栄養が偏る 嚥下障害になると、固いものや乾燥したものが飲み込みにくくなります。 食事時の姿勢や環境に気をつける 正しい姿勢で食べる 食べるときの姿勢では、以下のような点に注意しましょう• 一方、理解力がなくても、介護に抵抗せず、摂食時の姿勢が整えられるような場合は訓練可能です。 いずれも嚥下反射の有無やムセ、呼吸の状態を観察しますが、ムセのない誤嚥(silent aspiration)の判定は難しく、これが疑われた場合には嚥下造影などの検査が必要となります。 また、普段は無意識で行っている嚥下を、しっかり意識して行うことも大切です。 (2)成人の摂食・嚥下障害 乳幼児期に食べる仕組みを獲得していても、成人期において脳梗塞などの脳血管疾患、神経・筋疾患と呼ばれる病気などが摂食・嚥下障害の原因になることがあります。 また、嚥下障害のある人が食べにくい食品、誤嚥を起こしやすい食品をあらかじめ把握しておきましょう。 嚥下障害の程度に合わせて、もっとも食べやすいものを用意するようにしましょう。

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